歴史古街道団(略称:歴古団)は、いにしえの歴史古道と、関連する遺跡や伝承を調査研究し、道が作られ継承されてきた仕組みや時代精神を想像し、道から学ぶウォーキングや旅行、講演会・学習会、保全活動などを行っています。
TOPICS 詳細は、”各項目をクリックしてご覧ください。
令和6年度の歴史古街道団総会、並びに歴史講演会を開催します。
ご参加をお待ちしています。
■日 時:2024 年 5 月 25 日(土)
①総会 13:30~14:30
➁歴史講演会 14:45~16:15(総会終了後)
■参加費:無料(団員様限定)
■会 場:多摩市・関戸公民館 大会議室(8 階)
【講演テーマ】
古代道路から中世の道へ 国分寺市域の東山道武蔵路と鎌倉街道の景観を中心に
講演者:国分寺市学芸員 増井有真さん
黒川の谷戸を歩き新鮮野菜もゲットします。
■日 時:2024 年 5 月 21 日(火)9:30
■集 合:小田急多摩線「はるひ野駅」南口改札前
■解 散:小田急多摩線「黒川駅」付近 (12:30 頃)
■参加費:一般 ・ 団員 500 円 申込不要(当日現地受付) 参加費(資料代・保険料)
【内 容】
多摩丘陵の東南斜面にひろがる川崎市黒川地区は、里山の景色が残り、谷戸と人の暮らしが体感できるところです。川の水が澄んで川底が黒く見えた、との言い伝えのある黒川は、稲作と黒川炭で有名でしたが、今は新鮮野菜のメッカです。今回は、野菜の収穫体験と瓜生黒川往還(黒川海道)や布田道をたどりながら汁守神社や毘沙門天がなぜここにあるのか?など歴史探索をします。
深まりゆく緑の中、堀之内から東中野への散策です。
■日 時:2024 年 5 月 30 日(金)10:00
■集 合:京王相模原線「京王掘之内駅」改札口前
■解 散:多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」付近 12:30 頃
■参加費:団員・一般 500 円 申込不要(当日現地受付)
【内 容】
前回、女子部ウォークの最後に蓮生寺から堀之内へと、八王子道を辿りましたが、今回はその続きとなるコースです。古代から交通の要衝地であったこの地には、古代甲州道、鎌倉道などいくつもの古道が通っています。
これらを確認しながら、堀之内から寺沢谷戸を訪ねます。その後、野猿街道の旧道をたどり、里山風景が残された谷津入り集落へと足を伸ばします。中央大学駅前で解散後、希望者は学生食堂に寄りたいと思います。
直近のイベント 「事前申込」とあるもの以外は申込不要、当日受付になります。
■5月21日(日):多摩よこやまの道を歩こう ▶チラシ
黒川の谷戸を歩き新鮮野菜もゲット
■5月25日(土):総会と講演会(団員限定) ▶チラシ
講演会:古代道路から中世の道へ(国分寺市 増井有真 学芸員)
■5月30日(金):歴史古街道団 女子部ウォーク ▶チラシ
由木の里そぞろ歩き 深まりゆく緑の中、堀之内から東中野へ散策です
■6月5日(水):宮田団長ウォーク(事前申込) ▶チラシ
箱根・芦之湯温泉の京鎌倉往還を歩こう!
■6月8日(水):ガイドリーダと行く史跡探索 ▶チラシ
相原七国峠の鎌倉道をあるく
■6月17日(月):宮田団長ウォーク(インストラクター武田) ▶チラシ
愛川町「八菅山」 "修験道ウォーク”
■6月29日(土):ガイドリーダと行く史跡探索 ▶チラシ
地図を片手に多摩の古街道を歩こう!
最近のイベント報告 最近実施したイベントです。各項目をクリックしてご覧ください。
●5月4日(火) 宮田団長ウォーク
未知なる“鎌倉大城郭"を 探索しよう!
(北鎌倉・山崎~台峰編)”
●4月16日(火) 宮田団長ウォーク
大磯の高麗山の中腹で発見!ダイナミックな”古代東海道”の痕跡
●4月11日(木) 宮田団長ウォーク
座間・目久尻川と芹沢川の
高座海軍工廠遺跡
●4月5日(金)
もうひとつの鎌倉道ともののふ列伝
鶴川から川崎市岡上の歴史と緑の道を歩く
●3月22日(金)
桑都あるき(その12)
桑都街中からひよどり山・北大谷古墳を巡ります
●3月16日(土)<多摩よこやまの道を歩こう>
唐木田から奥州古道、別所長池を散策し、蓮生寺に参拝
●3月10日(日)地図を片手に多摩の古街道を歩こう!
~段丘が生み出した街?豊田・日野
湧水と用水と古道をめぐる~
●3月2日(土)毛呂山町の国史跡「鎌倉街道」を歩こう!
宿場と街道の歴史価値と空間をつかみ取る
●2月12日(月・祝)歴史講演会:古道は地域の宝
~鎌倉街道(上道)が国史跡になって~
●1月27日(土)中世武士・阿佐ヶ谷氏の拠点と鎌倉道を探る
~鎌倉時代創建の阿佐ヶ谷神明宮と古街道~
●1月13日(土)1年の始まりは「多摩よこやまの道」から
~ニュータウン大尾根からの展望を楽しむ~.
ACTIVITY 歴史古街道団の活動をご覧ください。
みやた たろう団長の
イベント・講演
万葉時代・防人の道❝古代東海道ウォーク❞2021
今から 1300 年前の奈良時代に奈良の都から足柄峠を越えた大きな国道・古代東海道が武蔵国府を目指して、ここ「多摩よこやまの道」の尾根を越えていました。
推定の古道跡を、展望の素晴らしい尾根道付近にて探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現しました。
弁慶の「鍋ころがし」
義経、弁慶がこの地にさしかかり
弁慶が馬と共に急な坂を越す際馬が足を滑らせて、
弁慶が危うく落馬しそうになった。
そのとき、鞍の後ろにつるしてあった鍋の紐が切れ、鍋は断崖に落ち、谷底へ消えっていった。
と伝承があるようです。
伝承地には小さな公園があり、かなり見晴らしが良く、写真じゃ伝わらないほど景色が良いです。
(投稿:時田心さん)
「歴史とみどりの環境づくり
★生涯学習ファミリー教室」
東京の町田市には、数多くの歴史ある古街道跡が今も野山に隠れています。
多摩丘陵西部の12本の古代~中世古道の内の相原地区にある「相原七国峠古道」は、奈良・平安時代に瓦造りや特殊な土器づくりに専念していた技術者たちの道であり、また奈良時代の高麗人大移動の道でもありました。
近世には遠く山形の出羽三山に向かう人たちも通った道であった可能性もあります。
謎の多いこの古街道を歩いて、自作の「古街道MAP」を作ってみました。
今回は「相原七国峠古道を歩いて自作MAPを作ろう!!」をテーマに、初めてファミリーを対象に企画したものです。 幼稚園児、小学生、中学生のお子様をお持ちの5ァミリーを中心に、地図作成に参加してくださり、いつもとはまた違った楽しさの中でのウォーキングでした。
(投稿:歴史古街道団)
東京・町田の駅前に幾つもの三角地帯の土地を持つ辻がある
中には船形のお店にしてしまった場所も…。これは左側の道が鎌倉街道山ノ道(秩父~青梅~高尾~町田~鎌倉)だったことと、後の新たな町の区割りが合わさるからこうなる。
境川に沿って江の島や鎌倉に至る二つの鎌倉街道山ノ道を追跡すると相模原市側は境川の崖上の古道沿いに解説標柱や地元有志が造った碑や緑地などが点在し地域が支えているのがうれしい。でも町田市側には案内板が全くみられないのは少し淋しいなあ。
(投稿:宮田団長)
高尾歩きと桑都あるき
高尾歩きと桑都あるき 八王子の秋の風物詩のいちょう祭りが、コロナ感染症、感染拡大防止のため関所オリエンテーリング、模擬店など例年通りのイベントはありませんがモバイルスタンプラリーという新しい試みになりました。八王子追分町から小仏関所までの道を色づいたいちょうを愛でながら歩くのはいかがでしょうか?
高尾歩きは2015年まさに色づいた銀杏の11月から2017年11月まで計6回行いました。JR高尾駅周辺から京王線山田駅近くの廣園寺の開山忌(⒋/5)は一見の価値がありますよ。 めじろ台駅の南側の湯殿川は山形県の湯殿山と関連があることにびっくり。京王線の旧御陵線の廃線跡を辿って北にむかうと長房団地から多摩御陵まで歩けます。ブラタモリでも紹介されました。
6回目は最終回ということで高尾山薬王院の精進料理を頂いてお開きにしました。 もうみなさんをご案内することはないかなと思っていましたが八王子市内を案内して欲しいと言うことではじめたのが「桑都あるき」です。八王子は桑の都と呼ばれていたので、桑都あるきとしてはじめました。
今年、八王子市が日本遺産に「人々の祈りが紡ぐ桑都物語」として登録されました。桑都を使い始めたのは先見の明があったのかな? 2018年の春から今年の10月まで6回ガイドしてきました。「桑都あるき」では明治時代から絹織物業から発展したのと同時に、自由民権運動が五日市から町田まで盛んだった頃の八王子にも数多くの史蹟が残されています。そんな史蹟を毎回入れ込んだコースを考えてきました。
次回はどこをご案内するかお楽しみに!
今年私の知り合いが自分のお母さんへの想いを一冊の本にまとめました。大正から平成までの八王子の様子がよくわかります。その中に八王子空襲と中央線列車襲撃事件のことが書かれています。今年高尾山蛇瀧入り口の近くの「いのはなトンネル」の慰霊祭に参加しました。 (歴古団カフェ 伊藤ミチ子)
金太郎の山郷から足柄古道を歩く
当初は、新松田駅からバスで地蔵堂まで行き、夕日の滝を見てから足柄古道を歩いて関本(大雄山駅)まで戻る予定でした。 ところが、地蔵堂バス停までのバスの出発時間が変更になっていたので、関本(大雄山駅)まで路線バスで行き、逆に歩くことにしました。
【コース】(午前) 小田急線「新松田駅」9:15集合→(路線バス)→関本(大雄山駅)~関本宿~高札場跡~お君塚入口~足柄道坂本駅駅舎跡(南足柄市総合グランド)~白地蔵尊(顔面に「うどん粉」)~足柄古道入口~足柄神社~足柄神社石祠群~東山石碑群(芭蕉句碑)→矢倉沢公民館(昼食11:40~12:00)
写真は、関本(大雄山駅)金太郎、足柄古道入口、矢倉岳 標高870m、矢倉沢公民館横の看板
(投稿:三好さん)
『多摩丘陵の12古街道展』
2月に町田市(鶴川)、6月に多摩市(永山)で開催
創立20周年記念の節目を念頭に、これまでの探究で判明してきた多摩丘陵北西部の12の歴史古街道群についての発表を展示会形式で2回(第1回:町田市鶴川、第2回:多摩市永山)富士フイルムのグリーンファンド事業の一環で開催致しました。
万葉時代・防人の道 “古代東海道ウォーク”2021
推定の古道跡を、探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現
今から 1300 年前の奈良時代に奈良の都から足柄峠を越えた大きな国道・古代東海道が武蔵国府を目指して、ここ「多摩よこやまの道」の尾根を越えていました。 推定の古道跡を、展望の素晴らしい尾根道付近にて探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現しました。
最古の鎌倉街道跡がいよいよ現代に姿を現す?!~
小野路関屋砦の古道跡のメンテナンス & 地下の構造確認・調査会を実施
2021年10月、永年の念願であった小野路関屋地区での最古の鎌倉街道遺構と推定される道路跡を、自主的な試掘調査(地権者様の御同意と御協力による)によって、地下の構造の一部を確認することが出来ました!――。 遺構は2面の道路築造時の路面形成面、中央に雨水を流すためのものと思われる溝状遺構が見つかりましたが、予想以上(見かけ以上)の広さを持つことが判明しました。 今回の面積はほんの一部にすぎませんが、今後は小野路の後(うしろ)地区や関屋一帯の歴史環境が、奇跡的に埋没したままで現代まで遺存して来たことの証明につながるものです。
御尊櫃御成道の推定痕跡の保全活動(一本杉公園内)
徳川家康の道 「日光改葬・御尊櫃御成道(ごそんひつおなりみち)」
多摩市内で27年前ほど前にその遺跡を確認できていた古街道「家康の日光改葬・千人行列の道」すなわち御尊櫃御成道の推定痕跡を、昨年から多摩市公園課のアダプト制度を活用して、実際に歩くことができるようメンテナンスする活動を行っています。
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イベントの参加に当たって
どなたでも参加できます。
実施日のお天気や体調をみてお気軽にご参加ください。
当日は現地で受付し参加費を申受けます。
尚、「事前申込み」以外のイベントは、事前の申し込みが不要です。
天候が怪しい時は、当日朝6:30 までに決定してホームページに掲載します。
不明の場合は7:30 までにお問合せください。
参加者分散化の為に、団長ウォークは土日版、平日版の2回、同じ内容で実施します。お好きな方でご参加下さい。*A班=土日祝、B班=平日
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2015年11月8日(日) AM 10:18:31
【団】= 歴史古街道団 会合
【宮】= 宮田太郎団長ウォーク
【ガ】= ガイドリーダー ウォーク
【学】= 学習会・講演会
【外】= 外部講座
【R】= 歴ジャパ プロデュース
✖【 】= 中止または延期イベント
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